11月16日（月）蘇州市市内のホテルで「2020年第一回長江デルタウイーク及び中日地域文化交流蔡」が開催されました。これは、日本との経済・文化面などで幅広い交流を進めるモデル地区（中国全土たった6か所）に指定されている蘇州市相城区が開催したイベントです。

 

　群馬県と相城区とは11月5日に観光、販路開拓、ビジネス支援など幅広い面で協力を行う「戦略協議覚書」を締結しており、その具体化の第一弾として、当事務所がこのイベントに参加することになったものです。式典では、まず、同区内に群馬県の観光物産ＰＲスペースを開くことを宣言しました。

 

　続いて、日中友好、経済・文化交流の成功など様々な願いを込めて、高崎だるまの目入れ式を行いました。高崎だるまの由来や目入れの意味などの説明に400名の来場者は興味深そうに聞き入っていました。

 

　最後に、中国の第一級の役者や歌手などをお招きした中国と日本の伝統文化の披露が行われました。この中で登場したのは、なんと我らが、ぐんまちゃん！！草津温泉名物の湯もみ踊りを、群馬県人＆上海人＆蘇州人からなる踊り隊とともに元気よく披露しました。

 

　日本と中国との関係は、政治や経済面から語られがちですが、古来からつながりを持つ文化という側面から交流を考えてみようというのが、このイベントの趣旨でした。お互いの文化的背景を知ることを通じて、日中の交流がますます進むことを願っています。