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広州での北関東三県連携と本県の観光PR

 2016年9月9日(金)~11日(日)に開催された広東国際旅游産業博覧会に群馬県、茨城県、栃木県の北関東三県連携事業として三県共同ブースを出展しました。また、この観光展に合わせて日本政府観光局(JNTO)香港事務所主催の観光商談会にも参加し、本県の魅力について現地旅行会社に直接説明を行いました。
 観光展は2005年から始まり、広東省では最大規模を誇る旅行博です。広東省は1億人を超える人口を持ち、中国でも最も裕福な地域の一つであるため、インバウンドにおいても高い注目度を誇ります。
 これまでの観光に関わる三県連携事業としては、共通マップの作成や海外旅行エージェントの招聘事業などを実施して来ましたが、海外の観光展への三県共同ブース出展は初めての試みです。

 茨城県からは県庁国際観光課2名、茨城県上海事務所2名の計4名、栃木県からは県庁観光交流課2名、本県からは群馬県上海事務所2名が参加し、共同で観光PRを行いました。
 初日となる9月9日(金)は業界日、10日、11日は一般開放日となり、連日多くの来場者が三県ブースを訪れました。
 今回は、三県の魅力をより多くの方に、分かりやすく伝えるための工夫として、体験コーナーやステージイベントを行いました。
 体験コーナーの二つ目は、手湯です。日本の温泉は世界的に有名で、その代表格と言える草津温泉を抱える本県としては、最も分かりやすいPRとなります。手湯では、誰でも手軽に温泉に触れることができます。自らの手で温泉の感触を体験することにより宣伝効果が高まります。三県それぞれの自慢の湯を並べ、来場者に直接感じていただきました。

 体験コーナーの三つ目は、ブルーバック(観光疑似体験)撮影会です。群馬、茨城、栃木の三県の好きな景色を選び、バーチャル旅行写真を撮影するものです。中国人は写真を好まれる方も多いようで、連日多くの来場者が写真コーナーに集まりました。特に11日(日)には、本物の着物を着て撮影できる時間も用意したため、若い女性を中心に、当ブースに高い注目が集まりました。

 ステージショーでは、日本から持参した本物の着物による着物ショーを行いました。北関東三県は伝統的な着物や織物の産地であることから、桐生織り、結城紬の着物に関する解説から観光ポイントなどの説明を行いました。群馬県観光特使でもある着付師の冨田伸明氏にご協力いただき、華々しいステージとなり、北関東三県を印象付ける効果的なステージショーとなりました。

 観光展と平行して9月9日(金)に開催された観光商談会では、予め用意された広東省の6社と商談を行いました。上海では個人旅行向けの商品造成に向けた情報提供を期待される傾向があるように感じていましたが、今回の商談会では団体ツアー向けの商品造成に向けた情報提供が多く求められました。旅行会社の規模等も関係するため、一概に地域差とは言えませんが、上海と比べると、団体旅行が今でも主流となっている印象を受けました。
 今回の北関東三県連携事業のように、インバウンドにおいては、県という枠よりも広い観光圏としてのPRも意義あるものだと感じました。日本への旅行が「一生に一度」という距離ではない、中国や東南アジア等の国からの訪日客にとっては、関東や北関東といったスケールが一回の旅行における行動範囲としてはちょうど良いのかもしれません。
 今後も他県との連携も意識しながら、実際の誘客につながりやすいPRを続けていきたいと思います。

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