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日中平和友好条約締結40周年・上野三碑ユネスコ世界の記憶登録

 2018年4月12日(木)、上海市浦東地区の呉昌碩記念館を会場に、日中平和友好条約締結40周年と、中国と日本の1300年前からの交流を示す上野三碑のユネスコ「世界の記憶」登録を記念した「日中書道展」の開幕式が行われました。両国の書の交流の促進と、これからの更なる文化交流を世界へ発信することを目的としたこの書道展は4月15日(日)まで同会場にて開催され、多くの書道関係者や上海市民が会場を訪れました。

 開幕式には、上野三碑世界記憶遺産登録推進協議会名誉会長の福田康夫元首相、大澤正明群馬県知事らが出席し、約100人の参列者とともに三碑の歴史と書を通じて、日中の文化交流が更に発展することを願い式典が執り行われました。
 来賓として福田元首相のほか、群馬県書道協会の新井祥碩会長、中国書法家協会蘇士澍首席らが参加し、書道展の開催を祝ったテープカットも行われました。
 日中の書家55人が三碑の登録を祝う言葉などを漢字やかななどで表現した書が、歴史的建造物である呉昌碩記念館内に所狭しと陳列され、参観者を魅了していました。

 上野三碑は、1300年前に建てられた3つの石碑であり、中国発祥の漢字で書かれているほか、18世紀には多胡碑の拓本が中国に渡り、書家に影響を与えるなど、両国の漢字文化の交流を今に伝えています。中国で生まれた漢字や政治制度などが当時の日本に伝わり、都から東に離れた地である現在の群馬県に伝わり、定着したことの証です。
 こうした古くからの日本と中国の交流の歴史に思いを巡らし、それを機に現在の、そして将来の両国の相互発展、更には地方間の交流が一層進むよう当事務所では文化交流の支援を継続していきたい思います。

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